海外での葬式に出席したいけれど移動が間に合わないときの対処法
海外で亡くなった友人・知人の葬儀に出席したいけれど、どうしても移動が間に合わない場合には、複数の方法があるため、参考にしてください。基本的に海外では葬儀のお知らせは電話か死亡広告でわかります。
欧米では比較的死亡広告を出すことが多く、毎日チェックして亡くなった人のことを調べることが一般的です。
また、東南アジア系では宗教に応じた告知があるため、信仰している宗教からのお知らせをチェックすることも少なくありません。葬儀に参列したいけれどどうしても参列することが難しい場合は、献花やグリーティングカードを送ってお悔やみを伝えることが一般的です。
日本国内でも多々存在していますが、海外でも献花やグリーティングカードを送るサービスは存在しています。そのため、どうしても移動が間に合わなくて出席できない場合には、献花やカードを送ることが一般的です。
花やカードを送る前に、相手側の遺族が許可しているかどうかを確認しなければなりません。遺族の中には献花を遠慮する旨を新聞広告に掲載していることもあるからです。新聞記事に目を通しておらず、電話で知らせてきたときには遺族に直接聞く事が出来ます。
花やカードを送っていいのかを確認して、良いといわれてから送ることがマナーです。遺族側が遠慮する旨を伝えてきた場合には、送ることはありません。相手側に失礼とならないよう、葬儀後になってしまうが墓参りをしてよいか尋ねるなど、個人的に弔う方法を確認することも必要です。
国により葬式の形態は異なり、親族のみが出席することが一般的とされている国もあります。そのため、全ての国で葬儀に参列できるわけではないと理解しておきましょう。
また、移動などでどうしても参列できない場合は遺族に連絡するのも対処法の一つです。
亡くなった人を悼む行為は咎められるものではないため、遺族の了解を得てその国の風習に従って納得できる形で亡くなった方へのお悔やみを伝えるようにすることが最も必要といえます。